住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。(コメントは今でも歓迎です)

さよならジュネーブ

帰国して一カ月たちました。航空便で送った引っ越し荷物もとっくに届いて、新しい生活も落ち着いてきたところです。

新しい部署はまだ慣れないけど、ジュネーブに行ったときの慣れなさに比べたらなんてことないです。だって日本語なんだぜ。

 

ジュネーブ最後の日は片付けで徹夜し、そのまま携帯の解約のための書類を役所にもらいに→携帯ショップに→大家さんと一緒に退去前の点検→空港へ。

ばったばたでした。人生常にギリギリにバタバタ。今回こそ早め早めで、と思って準備していたつもりでも、結局ギリギリになるといつものようにバタバタ。もう一生こうなんだろうか。

 

平日だったのに、友人が仕事を休んで空港まで見送りに来てくれました。

荷物検査の人の波にのまれて見えなくなるまで、遠くからずっと手を振ってくれました。最後に大きく手を振り返して、一人で歩きだしたとき、急に涙がこぼれました。

ほんとに友達に恵まれた2年間でした。

 

このブログも、ひととおり書きたかったことは書いたかなと思うので、そろそろ更新を終わりにしたいと思います。

もともとは渡航手続きや生活情報についてまとめて、誰かの役に立てたらいいなと思って始めたブログでしたが、いつの間にか私の旅行記と化し、ただの愚痴吐き場と化していきました。でもそれはそれで誰かの心には届いていて、書いた甲斐があったなと思っています。

一番は、ジュネーブ暮らし終盤で書いた「海外OLはつらいよ」だなあ。

ブログのコメントもたくさんもらったし、実際の友人からも「あれは共感した」と言われました。ただしんどくて黙ってられなかっただけなんだけど、それを書いたことでどこかの誰かの肩がちょっとでも軽くなったなら、それも無駄じゃなかったんだと思えます。

私からはキラキラ輝いて見えてた人にも、「あれ読んで泣いた」って言われました。そうは見えなくてもみんな悩んでたんだね。逆に、私に出会う前にブログを読んでいた人からは、実物の私がキラキラOLに見えたから、ブログと同一人物だと思えなかったと言われました。これは私には意外なことだったけど、もちろん嬉しかったな。

このブログでしか私を知らない人は、ブログをもとにしたダメOLの私のイメージを上方修正してくださいねっ!!実物はもっとキラキラしてるそうですのでっ!!

実はみんなちゃんとしてるように見えて中身はダメダメで、私とおんなじようなもんかもしれないね。。。いや、それはないか。

 

ともあれ、こんな私でも2年弱のジュネーブ生活の中でたくさん楽しい思い出ができて、たくさん素敵な友達ができて、見知らぬ街がいつしか思い出の街になりました。

いろんなことがあったけど、振り返ってみればジュネーブが大好きだし、ジュネーブに住めて、働けて本当に良かったと思っています。

ジュネーブ生活が終わったと言ってもまあ人生は続くわけですが、一区切りとしてこのブログの更新はここで終わりにします。

読んでくださった方、短い間でしたが、ありがとうございました~。

 

※ちなみに帰国後のブログはこちら。

http://mamezo12.hatenablog.jp/

氷河特急とベルニナ急行

といっても乗ったのは昨年の夏なんですが。。。書きそびれていたので、覚え書程度にさくっと。

 

氷河特急 (ツェルマット→サンモリッツ/夏季はダボス行きも。)

全席指定です。予約もこちらからできます。 http://www.glacierexpress.ch/en/Pages/default.aspx

前述の1Dayチケットがあれば、指定席料金のみで乗れてお得です。 ジュネーブから一日で行って帰ってくるのは、帰りチューリヒ経由の普通の電車にすればできないこともないようですが、しんどいと思います。

私はVispから乗り、サンモリッツに一泊して、翌朝ベルニナ急行に乗りました。 乗ったのは5月でしたが、ふもとは緑、山の上は大雪で、そのコントラストが印象的でした。冬はふもとも雪になってしまうので、せっかくならギャップの楽しめる季節がいいかなと思います。

また、サンモリッツ直前につづらおりのループがあり、鉄道がすきな人にはかなりエキサイティングだと思うのですが、冬場は日没が早い(16時半とか)ので遅い便だと真っ暗になってしまっている可能性があり注意です

全車両食堂車みたいなつくりになっていて、座席を予約するときにご飯も一緒に予約します。持ち込みもありですが、みんな給仕されたご飯を食べてるので、私もやっぱり予約してよかったなと思いました。せっかくだし。 4人のボックス席でしたが、たまたま向かいが日本人の女の子で、おしゃべりしていたら長旅もあっという間でした。

 

○ベルニナ急行 

氷河急行よりこちらのほうが好きっていう人もいます。私は氷河特急派ですが。。 http://www.rhb.ch/Bernina-Express.1676.0.html?&L=4

こちらも全席指定で一日券有効です。 サンモリッツからイタリアのティラーノまで。 ティラーノからスイスのルガーノまでのバスもここで予約できます

サンモリッツからルガーノ経由でジュネーブ一日でいけなくもないですけど結構しんどいです。

私は、 一日目ジュネーブサンモリッツ氷河特急

二日目サンモリッツ→ティラーノ→ルガーノ(ベルニナ)→ミラノ

三日目ミラノ観光→ジュネーブ という感じで3日使いました。

しかもミラノ→ジュネーブの電車が当日売り切れてしまい、無駄にチューリヒ経由で帰宅しました。。。

ニース2泊3日

私の最後の大きな旅行となった、ニースです。

3月はじめ、大好きなお友達と最後をかみしめながら旅しました。

まとめて更新したのでなおさら遊びまわってる感じするし「旅行ばっかしててよくお金続くね」なんて言われるんだけど、ニースまで往復の飛行機代、7000円くらいだったんですよ。 

 朝早い飛行機だったので案の定起きられず、近所の友達に起こしてもらいましたけれど…。

灰色のジュネーブと違って、3月のニースは真っ青に晴れ渡ってました。

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朝市のフルーツ。

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朝市のきのこ(乾燥)

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朝市のきのこ(生)

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旅の目的の一つ、シャガール美術館。

 

オーディオガイドがとても詳しくて、ひとつひとつ味わって見られました。

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このステンドグラスの部屋と、モザイクと池が見える部屋がきれいでした。

雅歌の部屋もなんだか圧倒されたし、サーカスの絵も。。。ってきりがないね。

 

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展望台からの眺め。とにかく晴れ。

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旅行の中でというかこの2年間くらいで一番といっていいほどおいしかったお店。

これは前菜だけど、あとは食べるのに必死で写真なんてとる余裕なかったんです。

エコールドパリというビストロ。ひとつひとつ心底おいしくて卒倒しそうなのに、3点コースで25ユーロという破格のお値段。死ぬまでにもう一度行きたいお店です。

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翌日はレンタカーで、エズという村へ。

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街並みが可愛くて可愛くて、興奮のあまり過呼吸になりかけました。胸も締め付けられるように痛くなってきて、「○○が可愛すぎて生きるのが辛い」ってこんなんかなって思いました。たぶん年頃の女子であれば恋愛でそんな風に感じることもあるかと思うけれど、私は最近プランクトンとかきのことか、そういうものにしかその感じを抱いてませんでした。。。ついに街にときめき始めたか。このままときめく対象が増えていくと、人間以外のありとあらゆるものにときめきを感じる体質になって最後はときめきに心臓が耐えられずに死ぬんじゃないだろうか。

 

とにかく、エコールドパリとエズのためにもう一度ニースに来たい。

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 少し足をのばしてモナコ。お金持ちがいっぱいいそうな感じだったけど、よく手入れされ解説の行き届いたジャパニーズガーデン以外には特に心ひかれるものはありませんでした。ギャンブルにもブランドものにも興味が全くないせいもあり。

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 レンタカーで香水の村・グラースへ。

これはフラゴナールの工場店舗。正直酔った。

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 こっちはガリマールの香水教室。これが旅のもう一つの目的。

ネットで予約して、先生に教わりながら自分の好みの香りをブレンドしました。

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自分で思ってた香りと違うのができあがったし、作ってすぐと、馴染んでからの香りも違うものだったし、一緒に行ったそれぞれが全く違う香りになったし、奥が深いです。

予約は日本語でもできますよ~。

http://www.galimard.com/index.php/en/component/artforms/?formid=21

 

 今回の旅は、ほんとうにどこをとっても奇跡的なレベルで順調で、楽しくて、終わるのが惜しくて、最後にふさわしい旅行でした。今までしてきた旅行の中でもベスト3に確実に入ります。幸せと、寂しさをかみしめながら帰宅しました。

 

 

CERN 見学ツアー

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すこし前にヒッグズ粒子で沸いた、CERNに見学に行きました。いつか行こうと思ってたのに、日本に帰る時期が迫っていたので焦ってツアーを組んでもらいました。

国際機関OLのお友達の他、学生さんも混じって女子だけの修学旅行みたいで楽しかったです。

あと実は日本にいたときにシュタインズゲートを見てセルンにはなんかすごいイメージを持ってたので、やっと実物に乗りこめて嬉しかったですw

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工事中の、加速器(のごくごく一部)。予想以上の大きさ。

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国際機関カフェテリアめぐりの一つに数えて良いよね。CERNのカフェテリア。

激コミでした。人が多いので、カフェテリアも大きかった!!

ヴェネツィア2泊3日

のこっていた旅行日記も、まとめてさくっと更新。さくっとだけど、それぞれに思い出深い旅でした。まずはヴェネツィア。お祭り期間の最後に、駆け込みで行きました。ヴェネツィアまではジュネーブから電車一本で行けるのでらくらく。

しかし着いた日はどしゃぶりの雨で、何をするにもずぶぬれでした。

特に島に着いた瞬間はもう「嵐の海にもまれる船の甲板」みたいな感じで、屋根があるところにみんな避難してるのに、傘さしてるのに、バケツで水かけられたみたいにずぶぬれでした。アクアアルタで足元が…とかいう次元ではなく、もう上から下から水浸し。

お祭りだからドレス着た人がいるかなーと思っていたけど、それどころではなかったです。

そして逃げ込んだカフェ・フローリアン。

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ティラミスとバラの紅茶。濡れた服を乾かしながら食べました。

どっちも最高においしかったです。ティラミスはふわふわと軽くて、よくあるどっしりしたクリーミーなティラミスとは別物でした。バラの紅茶も冷え切った体にしみわたる感じで感動したので、おみやげにティーバッグを買って帰りました。

 

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ドレスの方々もカフェに逃げ込んでいたみたいで、カフェの中にはこういうひとたちがたくさんいました!

ドレスを着るのは女性だけじゃないのね~。こういうのもなかなか。

 

晩ごはんは、オステリア・ダ・フィオーレ。当日の昼、カフェフローリアンから電話で予約したお店です。

ぬれねずみになって震えながらたどりついたのですが、味は文句なしにどれもおいしかったです。もう一度行きたいくらい。食べるのに夢中で写真を撮り忘れました。

あと、夜は道が予想外に暗くてちょっと迷いました。通るつもりだった道が冠水して通れなかったりもして。治安はよいので怖いって感じはしませんでしたが…。

 

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翌日のお昼は友達に「高いけどおいしい!」とおすすめされていたカフェ・クアードリ(2F。1Fより高い)のごはん。おいしかったけど、本当に高かったです。右奥のトリュフのパスタ、これで8000円くらいするんだぜ…。気が遠くなりながら食べました。でもおいしかった。確かにおいしかった。

 

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2日目はいちおう晴れてきた。

 

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広場にはドレスの人が増えてきた。

 

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全体に、中年以上の人が多い気がするのは、安い趣味じゃないからでしょうかね。。。途中日本人観光客のマダムと話したんだけど、ドレスによるけど、貸衣装着付けで10万円くらいかかるらしいです。

色々みてて、安そうな貸衣装で雰囲気楽しんでるなーって人もいれば、この日のために用意したんだろうなっていう重厚なドレスで練り歩いてる人もいました。

 

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この人たちは大所帯でした。ミステリアスな感じ。

 

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3日目は晴れ!

塔からの眺め。

 

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ドレスよりもグルメよりも私の心をとらえて離さなかった、ガラス工房のショウウィンドウ。このアリンコの足とか、すごくない?アリの他にもハエとかトンボとかいろいろいました。

アリとハエは結構他のお店にも売ってあって、値段も6~9ユーロと結構幅がありました。私もすっごく欲しかったけど、無事に持って帰る自信がなかったのでやめました。

 

お祭りだったこともあり、イタリアの街を訪ねたというより、テーマパークに行ったような非現実感の中を漂ってました。もうほぼディズニーシ―。

免許の更新をする

スイスにいる間に期限がきれた運転免許の更新に行きました。

特別な事由がある場合には期限きれたあとでも講習受けるだけで更新できるのですが、特別な事由には海外在住も含まれるそうで。ただし帰国後1カ月以内に更新する必要があります。

実家にきていたはがきには、免許センターか警察署で講習の予約をとるようにと書いてあったのですが、新居のある自治体の警察署に行ったら「なんできたの?」みたいな対応されました。免許センターに決まってるでしょ~プププ!みたいな。自治体によって対応違うのかな。

「免許センターってどこにあるんですか」

「ここから一時間くらいかなあ。○○インターの近く」

「それは車で一時間ということですよね」

「あ」

という会話もありました。

日本は窓口の人がみんなやさしい!!って思いこんで帰ってきたので、さっそく現実を突き付けられてショックでした。そうよね、日本だってこういうこともあるよね。。

 

で、結局電車とバスで免許センターに行って写真をとったりお金払ったり講習受けたりして、一日がかりで免許とりました。

講習は初心者講習。結構おもしろい話だったのですが、学生さんたちの居眠りっぷりに驚きました。もうね、最初っからなめてるというか、寝る気満々なのね。恥ずかしげもなく、よくそんな失礼な態度とれるなと。でも私も学生のときってあんなんだったのかも。。。と思うと、恥ずかしい。今だって、年配の人から見たら私も恥ずかしい状態なのかもなあ。ずっとそうなのかも。

日本で新しい住民票をとる

引き続き帰国手続き関係です。

 

新しい家に入居して、すぐ市役所に向かいました。でもその日には住民票がとれず。。。

帰国して、以前住んでいたところと別の自治体に住む場合には、

戸籍抄本と附票

が必要なのだそうです。私はもともと、以前住んでいたところに帰ると思ってたので離日のときに市役所の人も説明しなかったのかも。帰国してから別の市町村には住んでいない、という記録が必要なんだそうです。

しかもこれらの書類を郵送してもらおうとすると「住民票のある住所に送る」ということになっているため、これから住民票を作ろうとしている私には無理です。

で、結局「本人もしくは直系の親族が本籍地の役場に行く」しかなく、父が行ってくれました。。。たまたま地元の近くに異動していたので一日で済んだけど、遠くで、しかも本籍地の近くに親族がいなかったりしたらすごいめんどくさいことになってました。

 

帰国後、もとの市町村に帰らない場合にはご注意を。

住民票とって、あとは在留届を取り消すくらいで手続きは終了。スイス行くときに比べたら、帰国は楽ですねえ。。。