住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。コメントは今でも歓迎です。

ブラジル出張!

先日、会議でブラジルに出張しました。

いつもの勇者マップ。ざっくりですがこのへん。
世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝がある、イグアス。
とにかくアクセスが悪い。ジュネーブからでもまる一日、日本からは30時間以上。
またイグアスの空港の発着便は数が少ないので、乗換のサンパウロで長い時間待つことになり、、、と言い始めたらきりがないのでやめときます。とにかく遠かったー。

ただ、こっちの機関は長いフライトのときはビジネスクラスに載せてくれるんです。日本の職場ではありえなかったけれど。だから遠くても、まービジネスクラスならいいや!って感じです。

いつものように徹夜で荷造りしてそのまま空港に向かったこともあり、飛行機の中ではぐっすり眠って、起きて映画見て、おいしいご飯食べて、むしろ普段よりぜいたくな暮らしをしてました。降りたくなかった。

で、イグアスについたのが会議開始前日の早朝、というか夜中1時半。
そんな時間に外国の空港うろうろしたくないからフライトを替えてとお願いしたのですが、どうしてもこの便しかなく・・・。でも同僚数人も同じフライトだったし、ホテルからの送迎バスも手配してあったので安心でした。

それに、超早朝についたおかげで、一日空き時間ができて同僚とイグアスの滝を見に行くことができました!

ブラジル側はもう行ったことあるという人がいたので、アルゼンチン側の国立公園に行きました。

ホテルで送迎を頼んだら、国立公園の入場料はアルゼンチンペソで払わないといけないから、と途中で両替所(併設のおみやげもの屋さん)でいったん降ろされました。ドライバーと両替商の癒着を疑ったものの、まあどっちみち一回きりだし、ほかにやりようもないので諦めて言いなりに。
ちなみにレートは150ペソ=60ブラジルレアル=30スイスフラン。
アルゼンチン側の国立公園は130ペソでした。入口で20ペソの水を買ったのであっという間に手持ちのペソはゼロに。でもその後ペソ使う機会なかったから、結局うまく使いきれたってことかな。

広大な公園は、入ったらすぐ滝ってわけじゃなくて延々熱帯雨林が続きます。


広大なので、中はミニトレインで移動。チケット代に含まれてます。
でもなぜ私が乗ってないのかというと。。。
混んでて、行列になってるのをみた上司のクールビューティが、「歩くわよ」とおっしゃったためです。
うちのクールビューティは美人で仕事もでき、体力もあってたまにモンブランとか登ってるという、サイボーグかと思うくらい完璧でかっこいい人なのです。
その上「クール」がつくので、男からみると間違いなく可愛げのない女なのですが、「ビューティ」なもんでたまに笑ったりするともうそれで全部帳消しになるくらいの破壊力があるのです。少なくとも私には。なのでクールビューティの言うことにはすべて従います。たとえそれで何キロ歩くことになろうと・・・。


公園内には色とりどりの蝶が舞っていて、人にもしょっちゅう止まります。
同僚のノルウェー人の手に止まった蝶は15分以上そのままついてきました。
「友達になった。ジュネーブに連れて帰る」と言ってたのですが、いなくなったときには本当に残念そうでした。
そのあとアブに止まられて「新しい友達だねえ」と言ったら「前の子のほうが好きかも。。。」と言ってました。


オポッサム(だと思う)もたくさんいて、観光客が餌をやるのでかなり近くまで寄ってきます。ただし爪や牙で大けがすることもあるので注意!という看板が出てました。
野生動物の餌付、ダメ、絶対。


遊歩道がだんだん水の上に出ることが多くなってきました。
このへんから、もう滝の音が聞こえてます。

水の中には大きな魚がたくさんいます。
釣り好きのノルウェー人「魚が呼んでる」
鳥が鳴き、蝶が舞い、なんか生き物地球紀行みたいな風景でした。
いまはダーウィンが来た!か。

と思ったらほんとにイグアスにダーウィンが来てた。
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/detail.cgi?sp=p234


これが一番大きな滝。轟音から、悪魔の喉笛と呼ばれているそうです。
うーん。大迫力。そして風向きによっては水しぶきで髪がびちゃびちゃになります。


悪魔の喉笛のほかにも、あたりは滝だらけ。対岸はブラジル側の国立公園です。
ダーウィンが来た↑でもあるように、アマツバメが飛び交ってます。


遊歩道を歩くと、他のいろんな滝も見られます。
しかし何キロ歩いたんだろう。。。ミニトレイン・・・。


そしてやっと見つけた船着き場から、滝の近くまで行くボートに乗りました。
実はクールビューティに言われて水着を着てきていた私。
「全身濡れるけど、本当に乗りたいか。私は乗るが、別行動でもいいよ」と言われたのですが、「そのために水着を着てきました!」と主張して私ももちろんついていくことに。水着を着てなかったギリシャ人も、「だいじょうぶだって!濡れてもそんな濡れてるように見えないって!」と意味不明の説得を受けて乗ることに。

最初は2つくらい小さい滝にそーっと接近し、水しぶきを受けて寒いなーとしか思ってなかったのですが、最後に写真左奥の滝に勢いよくつっこみ、一日の散策でついた砂埃がきれいに落ちました。みんな口ぐちに、洗濯機入ったみたい、と言ってました。

突っ込んだと言っても近くに行っただけで、ほんとに突っ込んでたら沈んでると思うけど、少なくとももうこれ以上突っ込まなくていいですって心底思うくらいには突っ込んでた。


そしてホテルの部屋からの眺め。うーん、熱帯。


えー、なんか旅行に来たみたいなブログですが。
ブラジル滞在7日(行き帰り除く)のうち外出したのはこの初日だけで、あとの6日間は会議漬けでホテルから一歩も出られなかったんだよ?ほんとだよ!

今回の会議は私の職場である会議の中でも特に大きいほうで、世界各国から人があつまってました。
私はいつも通り、たいした働きはできなかったけど、、、いつも電話会議で声と名前だけ知ってる人と、実際に会えてよかったです。
電話会議でいつもネチネチ嫌みを言う怖い人、と思っていた人とも、実際に会って話してみたらなんだか仲良くなれそうな気がしたり。
おばさんだと思ってた人が金髪セクシー美女だったり。

遠く離れたいろんな国の人が協力している仕事なので、普段はどうしても遠隔会議が多くなってしまいます。こういう大きい会議の場は、顔を合わせて話をする貴重な機会なのです。

なので、どんどんいろんな人に話しかけてネットワークづくりをして、というのも仕事のうちなのですが、どうもそれがしんどいというか。。。
人見知りは学生時代に直したつもりで、もう初対面の人なんて怖くない!と思ってたのですが。相手に与えられる知識も人脈もない状態で、そして何より英語で、世界中から集まった専門家に話しかけないといけないというのは、精神力のどこかのパラメータがゴンゴン削られていくような感じでした。

まあそんな中、「滝」というそこにいる誰もが気になる共通の話題があってくれたことは、話のきっかけとしてはとっても助かりました。よかったー。行っといてよかったー。

ということで、初日の滝も、ただ遊んできたわけじゃなくて、仕事のためになってるのだよ、と。そういうことで。

今は一週間ぶんの議事録をみんなでゴリゴリ作ってるところです…。

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