住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。コメントは今でも歓迎です。

WABISABI

ランゲージエクスチェンジのスイス人に

「夏の終わりってなんだか悲しくなるよね」って言ったら、

「なんでだい?新しい季節の始まりだろ?」って言われて、

すごい文化の違いを感じた。

 

日本人が桜を好きなのは、すぐ散るからだ、って文章も、いろいろがんばって説明したけれど結局わかってもらえなかった。

 

「すぐ散る桜のように人の命も短いということ?」

「そうかもしれないね」

「だからみんな今精一杯生きるべきだという意味?」

「それはちょっと違う」

 

彼は最後の最後でどうしても前向きな解釈にしないと落ち着かないみたいだけど、私は「少し悲しい」ところで止めておきたいから、すれ違ってるんだろうなと思った。

もののあはれ、って感覚はこっちには無いみたい。

私はこっちの人の前向きさには何度も救われているけど、日本人らしい、このある種の根暗さも好きだなあと思う。