住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。コメントは今でも歓迎です。

はじめてのフライトキャンセル☆

☆とかつけちゃってますけど、疲労度MAXです、今。
投げやりと言うか、捨て鉢というか、そういう☆です。

先週用事で日本に1週間ほど帰って、愛する日本の生活を満喫したりしなかったりしたのですが、その話はまた後日。

事件はジュネーブへの帰り道で起こりました。
概要は以下のとおり。
1.雪でフライトキャンセル
アムステルダム→ジュネーブのフライトが搭乗時刻の直前にキャンセル。

2.右往左往
KLMの職員みんな言うことがバラバラでたらいまわし。

3.ホテル予約の長蛇の列
何の列かわからないまま、3時間ほど並ぶ。
同じ便に乗ろうとしていた日本人が10人くらいいて、なんとなく団体行動に。
そしてみんな同じホテルにしてもらう。心強い。

4.出てこないスーツケース、配られるお泊りセット
明日も飛ぶかわからないし、いっそキャンセルして電車で行くか!などと盛り上がっていたが、預けたスーツケースは返してもらえず。
携帯の充電器とか入れてた人は致命傷に。

そしてKLMお泊りセットの小さいバッグが配られる。
中身はTシャツ、靴下、洗濯用ジェル、メイク落とし、保湿クリーム、歯磨きセット、くし、ひげそりセットなど、今思うと結構気が利いてる。
そのときはもう何もいらないから飛行機飛ばして、家に帰してという気持ちだったけど。
ほかにもパンやチョコレート、水の配布もあって助かったー。

5.チケット予約の長蛇の列
フライトの再予約は自分でやらないといけない。指定されるのかと思ってた。。
ものすごい人ごみなので諦めてあとで電話かネットでとることにして、ホテルへ。
これからどうなるのかわからないって、すごい不安。

6.ホテルチェックインの長蛇の列
タクシーの運転手さんが失笑するレベルの混雑ぶり。
しかも遅い。超遅い。急いでない。こっちの人ってそうよね。。

7.つながらない電話、インターネット、減りゆく電池
日本人みんな同じホテルにしてもらったので、チケット予約の状況など共有しつつ、充電器貸し借りしつつ、なんとかみんな新しいチケットをとって就寝。。。
とりあえずチケットがとれて落ち着いた。
一人だったらと思うと。。。

私は朝9時半のジュネーブ行きがとれたけど、あとの人はフランク経由とかチューリヒ経由とか、夜遅い便とかでした。私だけラッキーだけど不安。

8.早朝覚醒
予定よりだいぶ早く目が覚めたので思い立って空港へ。6時50分発にのる日本人のグループと一緒に、タクシーに乗せてもらえました。ありがたや。5時半くらいにつきました。

9.またキャンセル
愕然。6時50分発チューリヒ行きに乗る人たちを寂しく見送って、ひとりチケットカウンターの長蛇の列へ。電話もつながらず予約サイトも使えず、並ぶしかなかったのです。とはいっても早朝なので1時間待ちで済みました。

10.まさかの前倒し
なんと一本前の6時55分発に空きがあるということで、ダッシュでゲートへ!
早起きしてよかった!!!
座席はゲートにいくまでわからない、もしダメだったらまたチケットカウンターに戻ってくるようにと言われ、とにかくダッシュ。

11.そしてジュネーブへ。
無事席がとれました。ゲートのおじさんに「大丈夫よ、乗れる」と言われ、「ファイナリーー!!」と膝から崩れてしまいました。機体の雪を落としたりして離陸が遅れたけど、私にとっては睡眠時間が延びただけなので問題なし!飛んでくれるだけでいい!
重すぎるスーツケースが雪の上で立ち往生したりしつつ、無事帰宅。

そうそう、スーツケースはさすがに2度のフライト変更には着いてこれてないだろうなあと思っていたら、昨夜のうちにジュネーブに着いて、私を待っていたらしい。
再会できたときはほんとにほっとしたー。安心のあまりバゲージトラッキングのオフィスに他の手荷物を置き去りにして慌てて取りに戻ったりしました。



てな具合です。てなわけでHPもMPもゼロなのです。

アムステルダムまで11時間半のフライトを終え、疲労と時差ぼけとサザエさん症候群でもう椅子から立ち上がる気力もなかったところからのスタート、ほんとうにしんどかったです。途中でやめたくても、やめられないんだよね。誰も代わってくれないし。

何より、いつまで待てばいいのかわからない、待ったあとどうなるのかわからない、という状況の心細さ。
海外慣れした日本人がたくさん一緒にいてくれたというのは、本当に本当にラッキーでした。一人だったらまだ帰ってこられてないと思う。

ニュースで混乱した空港の様子なんか見たことはあったけれど、こんなに大変だとは思ってなかった。
最近よく思うことだけれど、自分がそうなってみないとわからない気持ちってたくさんありますね。本当は経験してなくても想像力で補って思いやれればいいんだけど。そのための想像力のはずなんだけど。
深刻度は違うけど、震災なんかの災害で避難してきて、どこに行けばいいのか、いつになれば休めるのかわからない状態で疲れきっている人の気持ちって、こんな感じで、これよりつらいんだろうね、なんて話したりもしました。

そういう意味では良い経験になった(しブログネタにもなった)けど、無事帰ってきたからやっと言えることだし、できればもう経験したくないです…。