住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。コメントは今でも歓迎です。

一時帰国。ビバ日本

こんにちは。南の島で貝になりたいとかのんきな妄想をしていたのに最近は南の島も安全ではないと言われて絶望しているまめです。

弟の結婚式と、その後仕事の出張とで、一カ月の間に2回日本に帰りました。
こちらの友達は「日本に帰ると里心がついちゃいそうだから帰らない・・・」といってましたが、正しいです。里心、つきまくりです。みんな優しいんだもん。

スイスでだって周りには恵まれてると思っていますが、英語もできないアラサーが単身で国際機関に乗り込んで、何かつぶやいているなんて、そもそも無理があるじゃないですか。
無理してる状態になんとなく慣れてきたところで日本に帰ってみたら、そりゃーもう楽なんですよ。
だってみんな日本語しゃべってるんだもん!
空港からのバスの中で学生が就職活動の話してるのをなんとなく聞いてて、じーっと耳を傾けなくても人が話してることが自然に頭の中に入ってくることに本気で驚きました。

英語がこれくらいわかったら、仕事もずっとずっと楽になるのに…。言葉ができない限りはやっぱアウェーです。


成田空港に着いて、外に出るまでの間に、いろんな国の言葉でWelcome的なことが書いてあるところがあるんですが、日本語だけは、「ようこそ」ではなく「おかえりなさい」と書いてありました。
そういうことが、心にしみるんだよね。
帰ってきた、私帰ってきたよ。ここはホームだよね?やさしく迎えてくれるんだよね?

で、期待値が高すぎて、いきなり成田からつくばへの高速バスのチケット売り場のお姉さんが冷たいという現実にうちひしがれたりしました。
なんで!!ここ日本なのになんでやさしくないの!!!って思ってしまいました。
冷たくない人もいるんだけどね、たまたまその日はちょっと冷たい人に当たったんだよね・・・。

ともかく待ちに待った帰国だったので、この日を夢見て作っておいた「買うものリスト・食べるものリスト」の項目を、ガツガツ消化しました。

買うものリストのほうは、マツキヨみたいなドラッグストアに行けばほとんどクリア。野菜炒めの素とかパスタソースとかの便利調味料、化粧品などなど。
そういうもののほかに日本で買おうと決めていたのは、靴。
こっちの靴は値段は高いのにどうも足が痛くなるので。。。仕事用のヒール、カジュアル用のパンプス、ジョギング用の靴、スニーカー、あったかブーツを購入。
他にもたくさん荷物があるのに、靴5足もスーツケースに入るはずもなく。

で、弟の結婚式のときに買って実家に置いておき、出張で帰国したときに実家からホテルあてに送ってもらって回収するという荒業を使いました。
出張は短かったから大きいスーツケースの中身はほとんどお土産だけで、配ったらほとんどからっぽになるのでそこに靴を詰めようという算段。

ところがホテルに着いてみたら荷物が届いてないということが発覚。ホテルからも実家からも宅配業者に確認してくれて、無事にその日の夕方には受け取れましたが、一時は実家側の営業所もつくばの営業所も「そんな荷物は無い」と言っててまさかのロストバゲージ状態でした。日本でもそんなことあるんだなあ。ただ、そこからのリカバリの速さはさすが、という感じでした。どんだけ一生懸命探してくれたんだろう。

あと、これってホテル側の落ち度は0%なのに「お荷物をお渡しできず申し訳ありません」と謝られたのが「あー・・・。これ、日本だ」って感じでした。
こっちの人はたとえ自分が悪くてもなかなか謝らないからなあ。


一方、食べるものリストのほうは、焼肉、ラーメン、さぬきうどん、お好み焼き(広島に限る)などなど。ほとんどのものはクリアしたのですが、焼き牛丼とすた丼は食べられなかったなあ。。。ありがたいことに誰かとご飯を一緒に食べることが多かったので、あんまりそういうファストフードを食べる機会が無かったのです。
神楽坂の隠れ家的料亭とか、そういう素敵なところには行ったけどね!
角ふじにも行きました。にんにくも我慢できずに入れました。次の日会った人たち、臭くてごめんなさい。

ちなみにそのあと湯楽の郷、マッサージという黄金コース。
それ以上何を望むことがあるの?ってくらい幸せなコンボですよ。
むしろ何で湯楽の郷がジュネーブにないの?なんでスイス人は湯楽の郷がなくて生きていけるの?おしえておじいさん。おしえてアルムのもみの木よ。

会いたかった人にも、みんなではないけれど、たくさん会えました。
予定があんまり定まらなくて結構急に連絡した人もいたけれど、それでも都合つけて会ってもらえました。

ある人は女子トーク、ある人はオタトークで、愚痴っぽい私につきあってくれてありがとうございました。
「癒さない系たれ目」として名高い私ですが、私のほうはすごく癒されました。
地球上の人は自分以外全員良い人なのではないかと思うくらい、みんな優しくしてくれました。ホームだ。やっぱホームだわ。
思ってることをどんどん話して、聞いて、身体の細胞ひとつひとつに新しい酸素が行き渡って、若返ったような気がしました。もちろん気のせいでした。

出張の目的の一つは日本の職場のエライ人と会うことだったのですが、エライ人たちにもものすごく歓待されました。私、ろくに役にも立ててないのに。
仕事のこと、生活のこと(おもに経済面)等々いろんな話を聞いてくださり、励ましてくださり、ご飯を食べさせてくださいました。
「大漁丸」のレンコンのてんぷらおいしかったなあ。。。。

日本の職場でいつもメールやスカイプで私の質問や相談に答えてくれる方がいるのですが、飲み会でエライ人のグラスが空いてもお酌もろくにできない(欧州基準という言い訳)私に代わって完璧にケアしておられました。すごいなあ、と思いながら私もケアされていました。ダメじゃん。

普段スイスにいるときから遠隔でお守をしてくださっている(超多忙なのに)ので、帰国したらせめてお礼をと思ってたけど、帰国してもやっぱお守されてしまいました。。飲み会に限らずすべてにわたって。しかもそれが全く押しつけがましくなく、優しくしたいからしてるだけ、みたいなスタンスで、もう何なんだろうこの人は。菩薩?

そして仕事以外で恩返しする術はないのにそこがむしろダメダメというこの事態。
もうこれはたき火に飛び込んで晩ご飯のおかずになるくらいしか菩薩の役に立つ方法は残されてなさそうなんだけど、これがまた「あ、いや、大丈夫です」とか言いながらてきぱきと自分で食材を調達して「よかったらいかがですか」って勧めてくれちゃいそうなデキる菩薩なのです。一体何回くらい輪廻転生したらこうなるんだろう。


とまあなんだか菩薩をほめたたえるブログになってきていますが、要は日本の生活を満喫してきたということです。
たくさんの人に支えられてここに来たことを思い出しました。何回も思い出してるんだけどすぐ忘れるんだよね。貝になっている場合ではないのに。

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