住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。コメントは今でも歓迎です。

イスラエル旅行(後編)

最近めっきり日が長いので、なんだか気持ちも前向きです。太陽ってスゴイ。
冬は結構ウツウツと、「私みたいに英語もままならない人がこんなところに置いてもらって、みんなに迷惑かけてばかりでもう消えてしまいたい、貝になりたい」って毎日そんなことばかり考えていました。思春期かよ。
今も英語は相変わらずで周りに迷惑かけていますが、日が長いので精神的にはかなり前向きです。単純です。

ただ風邪をひいて鼻水が止まりません。
英語だとMy nose is running って言いますよね。
高校の頃参考書かなんかで見て、「runningってwww鼻がrunningってシュールwww」と思ってたのですが、それを実際に使うことになるとは。


四月頭に行ったイスラエルの記録をまだ半分、大事にもってた(?)ので、それを書いてしまいたいと思います。


じゃーん。
浮きましたよ、死海!
こつをつかまないと浮けないとか、パニックに陥って死ぬ人もいるとか、いろいろ聞いていたのですが、そろーっと入ってあっさり浮きました。

とにかく塩分が濃いので、うっかり目に一滴でも入ると開けてられないくらい痛いです。あんまりきれいそうでもなかったけどちょっと舐めてみたら、塩辛いというよりは苦い味がしました。ミネラルかね。

10分浸かって、真水で洗い流し、10分休む、と指示されたのですが、はしゃぎまくって20分泳ぎ、はしゃぎ疲れて1時間昼寝しました。

エンボケックでは死海に浮き、エステをし、とにかくだらだらとバカンス気分に浸りました。


そして次なる目的地、テルアビブを目指します。
途中、荒野です。
これは、さまよい歩いたら死ぬだろうな、と、聖書の世界の自然の厳しさを改めて実感しました。

テルアビブには、来た道で戻るのではなく、べエル・シェバという世界遺産のある街に周りました。

外務省の安全情報を見ると、昨年秋に危険度を引き下げられたばかり。ガザ地区から40キロ内に入っていて、やや不安。。。でしたが、現地の人にいろいろ聞いて、大丈夫そうということで行ってみました。

もちろん平和そのもので、行って良かったなーと思ったけど、私たちが行ったしばらく後、ガザ地区からはベエル・シェバよりずっと遠いエイラットに、エジプトからロケット弾が飛んできてたりして、結局どこが安全とか危険とか、誰にもわからないなぁと思います。

大きな道から白いテントみたいなのが見えたらテル・ベエル・シェバの遺跡。

遺跡自体はテントの裏手で、この写真は遺跡側から道路を撮ってるものです。
高速道路の出口は、テル・シェバだかなんだか、ちょっと違う名前でした。とにかくカーナビに従って走行。最後は道路の真ん中を指示されたのでちょっと困ったけど、到着。


これが遺跡の全景。。。。え、これで世界遺産?という小ささです。私たちしかいないし。吹きさらしだし。
でもイサクとかアブラハムとか旧約聖書にでてくる人たちが住んでた街だと思うと感慨深いです。クリスチャンではないけど、聖書に出てくる人たちのことは子供の頃から物語としてよく読んでたので。


遺跡の目玉は井戸。おばさんにもらったヘルメットをかぶって階段を下ります。けっこうテンション上がりました。やっぱりさすが世界遺産、って思いました。
中の写真はうまくとれなかったけど、行ってのお楽しみということで。
結構大きな井戸でした。紀元前4000年、こういうものを作った人たちがいたのねぇ。
親切なおじさんとおばさんがひっそりと大事に管理しています。砂漠の真ん中だけどトイレがちゃんと掃除されていたりとかいうところに好感が持てる遺跡でしたね(歴史的価値関係ないじゃん)!


そして無事にテルアビブ着。地中海が見えます。
結果的に無事ではあるものの、イスラエル人の運転の荒さには、何度かひやっとしました。
恐怖で全身の毛穴が開いて「これは死ぬ」と思ったこともありました。
イスラエルの運転、今まで行ったどの国よりもヤバいです。エジプトを凌駕します。
現地在住の方によると、クラクションはあいさつ代わりに鳴らしまくり、相手の運転に文句があれば道の真ん中でも車を降りて乱闘(そしてそれが原因で渋滞)ということもままあるそうです。

自分では絶対運転できないです。。。ドライバー役をしてくれたお友達に感謝です。
そして翌日はタクシーで空港に向かい、飛行機でジュネーブに戻りました。

以下はおみやげ。

エルサレムで買ったガラス球。用途を聞いたら「飾り」と言われたので、窓につるして飾ってます。もっとエレガントでエキゾチックな柄のもあったけど、いちばんメルヘンぽいこれにしました。


いただきもののパレスチナのオリーブオイルとせっけん。オリーブオイル、食べてみたらすごくおいしかったので、日本に戻ってからも買うと思います。
見た目どろっと濁ってるので癖が強いのかなと思いきや、さわやかで臭みが全くなくて、生野菜やパンにガンガンかけて食べてます。
これ↓
http://www.kyoto-nicco.org/project/palestine/cat68/tubaseenabali.html

1500円らしい。現地だと日本の半額くらいで買えるようなので、行ったら買うといいよ。
でも私は1500円でも買うと思う。たまの楽しみに。

今回パレスチナ自治区には行かなかったんだけど、行った人はパレスチナの人たちみんな優しくて穏やかだったと言います。自己主張の激しいイスラエル人と比べると、ずっと穏やかだとか。
彼ら自身、怖いイメージを持たれがちなのを分かっているので「本当の姿を見てほしい」と言われたとか。

パレスチナと聞いてつい武装勢力みたいなのを想像してしまってた無知な私ですが、みんながロケット弾打ってるわけではもちろんないですよね。オリーブ育てて穏やかに暮らせるなら、そりゃそのほうが良いに決まってます。
(まあそれとは関係なく、オリーブオイルはおいしいので買うと思います。)


そのほかのおみやげ。
エルサレムではらくだの皮でできたサンダルも買いました。履き心地は大満足。
アルガンオイル配合のトリートメントは、ARGANICARE っていうの(サンダルの下の茶色いフタの)がすごく良かったんですが、エルサレム→死海の途中のドライブインで買って以来、死海やテルアビブでは発見できなかったんですよね。。。。エルサレムで見かけたときもっとたくさん買っておけばよかった。誰か行って買ってきて!!

旅のまとめとしては、行くまでは治安とかやや不安もあったけど、行ってみたらいいところでした。
イメージと違って、人はみんな親切だし、怖い思いや嫌な思いをする機会もありませんでした。食べ物も大体ジュネーブよりおいしかったです。物価は高いと聞いていたけど、ジュネーブよりはやや安いと思いました。
一番よかったのは、エルサレムで、いろんな宗教、民族の人たちが絶妙なバランスの中でそれぞれの信仰のもと、同じ土地を大事にしている様子を肌で感じられたことでした。そしてそれを政争の具にして壊したことの罪深さ。
私ふぜいの付け焼刃の知識で語れるような簡単なことじゃないのであんまり色々書かないけれど、そういう難しいの抜きにしても、活気があって、いろんな人がいて、異国情緒満載で楽しい街だから、ちょっとでも興味がある人は行ってみたらいいと思いますよ。

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