住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。コメントは今でも歓迎です。

お盆、ところ変われば。

先祖の霊も家に帰るというお盆、私はスイスにいるわけですが。
日本は終戦記念日でもありますね。自分が海外にいることもあり、海外で戦死して帰れなかった日本兵のことを考えたりします。どんなに帰りたかったことかと。

今日は、最近同僚から聞いたことを中心に、海外のお盆やらその周辺のことについてつれづれなるままに書きます。


キリスト教では死んだ人は最後の審判までお墓でしばしの間眠ってるだけなので、霊魂が里帰りして来たりはしないそうです。なのでここにはお盆はありません。
カトリック圏で8月15日はお盆でも終戦記念日でもなく、聖母被昇天祭という祝日で、仕事もお休みです。マリア様が天に召された日とのこと。
しかしここはバリバリのプロテスタントなので聖母信仰は無く、15日はなんでもないただの木曜日です。
同じキリスト教圏とはいえ色々あるみたいです。日本人にはピンと来にくいですが。。

キリスト教では前述の通り死んだ人は即神の国に行くのではなく、最後の審判まで眠っていることになっているので、日本人の言う「あの世」みたいなのはないことになりますが、イギリス人の同僚も「あの世とこの世の間には川がある」と言ってたので、あの世の概念はあるようです。キリスト教以前の概念なのかも。

ちなみにハロウィンは死霊が戻ってくると言われているので西洋のお盆と例えられることもあるけれど、ご先祖というよりは、もともと魔女とか悪霊とかホラー寄りの方々が跋扈するイベントです。キリスト教ではなくケルト起源のお祭りと言われ、アイルランドでは色濃く残っているものの他のヨーロッパ各地ではあんまりやらないそうです。
アメリカではしっかりやっているらしいけど。アイルランド移民が多いからかな。商業的イベントになっていってるというのは日本と変わらないとか。
ジュネーブ近辺ではハロウィンはほとんど何もなく、日本のほうがよほど派手にやってる感じでしたが、やっぱりアメリカ資本のお店なんかでは結構イベントやったりデコレーションしたりするそうです。

前述のイギリス人の同僚曰く、彼の居た地方では11月5日にガイフォークスデーというのがあり、ハロウィンは今ではそれに統合されているとか。その日は街中で花火打ち上げまくると言ってました。→ウィキペディア・ガイフォークスナイト
これ読む限りではハロウィンとは何も関係なさそうだけど。。。単に近いからまとめられちゃった感じですね。

中国人の同僚によると、中国でも旧暦7月15日あたり、つまりお盆あたりにお墓参りするそうです。ネット情報だと春に参るって書いてあったのでよくわかりませんが。両方参るのかな。お彼岸とお盆ということで。
彼によると、あの世でお金に困らないように紙で作ったお金をジャンジャン燃やすらしいです。紙の家とか、紙の車とか燃やすこともあるらしい。
「日本人は葬式で三途の川の渡し賃持たせるぐらい」と言ったら「中国人はもう三途の川クルーザーで渡るか橋作っちゃう?っていう勢いなのかも」と笑ってました。

彼が親族のために紙のお金を燃やした日の夜、彼の妹の夢に親族が現れ、「何かわかんないけどお金届いてないんですけど」と言うのでもう一度やってあげたらしい。紙で良かったね。そして兄さんやさしいな。

そんな感じで、異国の地での2回目のお盆です。



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