住めばジュネーブ

英語もままならないアラサー女が突然ジュネーブに赴任。その奮闘(できてない様子)の記録(2012年6月~2014年4月)。私の思い出のためと、次にジュネーブに来る誰かの参考のために残しておきます。コメントは今でも歓迎です。

爆走・ミコノス島(と、ちょっとアテネ)

今はヘルペスウィルスのお陰でひきこもっているわけなのですが、せっかく家にいるので、夏休み最後に行った旅行の記録を今のうちにアップしておこうと思います。

週末と祝日を利用して、ギリシャ旅行に行ってきました。
仕事のあとジュネーブを出るフライトで、アテネの空港で夜を明かし、早朝ミコノス島入り。
結構ハードな出だしです。
ミコノス島についたときには朦朧としていて、iPhoneそのほか色々な小物を飛行機の中に忘れてしまい、ホテルについて即空港にとんぼ返りするはめになりました。小さい島なのでホテルから空港までスクーターで10分もかからない距離で良かったです。。。

ホテルからの眺めはこんな感じ。エーゲ海じゃ〜

ビルのような大きなホテルではなく、小さい建物がいくつか建っていて(そもそも島全体大きなビルが存在しない)、それぞれに3〜4部屋の客室があり、客室それぞれにテラスと椅子がありました。
どこもいかずにいつもテラスの椅子で海を見ている人もいました。ヨーロピアンな休日の過ごし方。
日本人の私は色んなところに出かけないともったいないような気がして、ついつい休暇中も忙しくしてしまいます。

だけどまあ今回は、ホテルのスパも予約したし、リラックスした優雅な週末にしよう、と話していたのですが、島内移動用にバギーを借りた辺りからやはり雲行きが変わってきました。

↑一台に二人まで乗れます。
島では二人乗りのスクーターやバギーがたくさんいました。ゲイビーチで有名なせいか、男性二人乗りもたくさんいました。まあ私たちだって女性2人乗りしてるからどう思われてるか知らないけど。

ミコノス島ビーチマップ。
http://mymykonos.eu/index.php/en/mykonos-beaches.html
ビーチはたくさんありますが、島南西部の、有名なパラダイスビーチ、スーパーパラダイスビーチ等は「パーティビーチ」と言われていて地元の人からはあんまりおススメされませんでした。

で、せっかくバギー借りたことだし、バスで行きにくくて人の少ないビーチに行こうということになり、レンタルバイク屋でもらった地図をもとに北東部のMerchiasビーチやPlintiriaビーチを目指すことにしました。
レストランのおばちゃんに「北東部のビーチってどう?」と聞いたら、
「ロンリー!そして砂漠!あなたたちの他に誰もいないよ。ちょっと遠いけど、観光客なら時間あるだろうし行ってみてもいいね」と言われました。
大げさだなー、とその時は思いましたが、のちに、「なんであの時止めてくれなかったの…」と思うはめに。

上のバギーの写真でもすでに若干パリ・ダカールラリーみたいな雰囲気はありますが。
有名なビーチに向かう大きな道をはずれると、ほんとに砂漠でした。
そしてほんっと、誰もいない。
ロンリーです。おばちゃん正しかった。

道が崩れて岩がゴロゴロしてるし、急な坂も多いし、バギーとスクーターでの行軍は本当にひやひやものでした。道の片側が海に落ち込む崖になっていたりもしました。
当然そんな道は車もスクーターも全く通らない。
自分たち以外には、ときどきトカゲが走っているだけ。

途中で白い建物が見えて「やった!村だ!」と思ってやっとの思いで近づいてみると廃村でした。
知らなかったけど廃村って怖いんだね!昼の日差しの中でもなんだかぞっとしたよ!

今バギーが壊れたり、怪我したりしたらどうするか・・・って気が気じゃなかったなあ。あとから聞いたらみんなそう思ってたとか。

で、地図上ではそろそろビーチかな、と思った頃にこれ。

スクーターの左側が、ビーチに降りていく道です。
写真ではわかりにくいですが、ロープで封鎖されてます。
そうですよね。誰もいないですもんね。。。

そもそもこれほど誰もいないところに長居するのも怖かったので、おとなしく大きな道に戻って、人がいるビーチを探すことにしました。
その大きな道に出るまでもかなり大変だったんですけどね。
やがて人の住んでいる建物に出会ったとき、人が乗っている車とすれちがったとき、ほんと安心しました。
異次元からもとの世界に戻ってきたような安心感。やっぱ人は人の間でしか生きていけんのじゃ~。

とはいっても、振り返ってみるとあれも結構楽しかったかも。
人生初バギーで、でこぼこの荒野を砂埃上げながら駆け巡ってるところ、ほんと誰かに空撮してほしかったです。
この写真だとそうでもないように思えるかもしれないけど、本当にやばいところでは写真をとるような余裕は無かったので、そうでもない部分しか記録が残ってないんですよ。
どんくさい私がこれからの人生であんなアドベンチャーな絵面になることもそうそうないだろうから、やっぱりヘリから撮ってもらいたかったなあ!BGMはインディージョーンズで。

まぁ他人に勧めるかって言われたら間違いなく勧めないけど、わざわざミコノス島まで来て冒険の旅に出たいような物好きな方は、インディージョーンズになったつもりで食料や水を持っていくこと、必ず乗り物2台以上で行くこと(何かあったときに助けを呼びに行くため)をお勧めします。


ここからはおすすめできるビーチ。これは北西部のPanormosビーチです。

すごい透明度。足がつく程度の深さにも魚がいます。

レストランもあるし、パラソルの貸出もありました。

南東部のKalafatisビーチ。

同じくレストランやパラソルの貸出があります。
小さなダイビングショップもあって、一人25ユーロでボートに乗せてシュノーケリングに連れて行ってくれるというのがあったので、やってみました。シュノーケル、ゴーグル、フィンの3点セットのレンタル料込み。希望者にはウェットスーツも貸してくれるそうです。

ダイビングショップの看板犬と一緒に沖へ。

魚はたくさんいました!
サンゴ礁ではないのでカラフルな魚はあまりいなくて地味なのですが、シュノーケリング自体久々だったのですごく気持ちよかったです。

最終的には有名なスーパーパラダイスビーチにもチラッと行ったのですが、地元の人の言うとおり、大音量で音楽が流れ、人がうじゃうじゃいて、あんまりくつろげない感じでした。
そして有名ビーチにも関わらずくねくね坂道を延々走る必要があり、とどめにものすごく急な坂が入口にあって、車が登れなくなってたりスクーターがひっくり返ったりしてました。荒野部分はもちろん前述の通りですが、島全体的に道路事情はあんまりよくないです。不安な人はおとなしくバスを使ったほうがいいです。

そして夕方からはミコノス市街へ。夜はすごく混んでます。

メインストリート(って言っても歩行者しか通れない狭い小道なんだけど)から少しはずれるとアーティスティックな可愛いお店がたくさんありました。

ミコノスタウンの風車は写真スポット。夕焼けを見にたくさんの人が来ていました。

それにしてもこの風車、全く回す気がないよね。

という感じで島を満喫というか冒険したあと、アテネでも一泊して、軽く観光しました。
大好きな二階建て観光バスにも乗りました。

パルテノン神殿。修復中。予想以上に壊れてました。

賑わう通り。カフェやレストランでは日本語の客引きもたくさんいました。

日本語で話しかけてくる人は危ないって反射的に身構えてしまってたけど、ふつうにおいしかったし値段もぼられてなかったです。

ただ、ほんの一部の賑わっている通りを除いては、街全体的になんとなくあんまりいい雰囲気ではありませんでした。ガイドブックに特に危険だから近寄るなと書いてあった、シンタグマ広場以北オモニア広場周辺は、逆にそんなに危なそうにも見えなかったけど(二階建てバスで安全に通過しました)、それ以外のところもそんなに安全そうな感じはしませんでした。

二階建てバスから撮った、ちょっとやばそうな通り。
ギリシャ人の同僚に聞いたところによると、経済危機の影響もあるけれど、もともと市街の中心地には高所得者層は住んでないんだそうです。
アテネって世界的に有名な観光地だと思っていたので、なんだかイメージとのギャップに驚きました。
歴史に興味があって博物館めぐりをしたい方は良いのかもしれませんが、ぶらぶら街歩きしたくなる雰囲気ではありませんでした…。

私たちが泊まったホテルもやや雑然とした感じの通りにあったのでたどり着くまではちょっと怖かったのですが、安いのにとても親切で行きとどいたホテルでした。
そして屋上にはバーが!!

ライトアップされたアクロポリスを見ながら、スパークリングワインをいただきました。
最後の最後でやっと、優雅な週末でした。


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